【チラシ不要!】元ポスティングマンが投函させない方法教えます
チラシの合間に大事な手紙が入ってることがあり、あやうく捨てることがありました。
同じ経験をされた方も多いと思います。
とか語りながら私は以前、自営の仕事の合間にポスティングの仕事を請け負い、生計を立てていた時がありました。
3年ほどポスティングする側だった人間からポスティングの対策をお教えしたいと思います。
あくまでも私個人の意見ですので参考程度に捉えていただければ幸いです。
目次
効果の薄い対策
【投函禁止】系のプレート
まず100均などで売られている【投函禁止】系のプレート。ポスティング初心者には効果がありますが、中堅~ベテランには効果がないと思ってください。
会社から『ここは禁止』と指定されているところには配布しませんが、中堅以上の配達員は、より多くのチラシを入れるために禁止のプレートがあっても入れてきます。
それでクレームが出たら『次からはここやめよ』という気持ちしか配達員は持っていませんから。
マンションの立て看板
マンションの入り口に置いてある管理組合名義の立て看板。敷地内関係者立ち入り禁止等書いてあっても配達員には関係ありません。
マンションはたくさんのチラシを配布できるため初心者でも入ってきます。
全く効果がないと思ってください。
マンション 集合ポストの禁止プレート
よく集合ポストの上部に1枚だけ貼ってある100均の投函禁止プレート。これもまったく意味がありません。
集合ポストは配達員にとってドル箱ですから。
投函を促しているケース
ポストの中
配達員は『投函禁止』のプレートが貼っていても、ポストの中にチラシが入っているなら遠慮なく入れてきます。他も入れてるからうちも入れよ。
こんな意識しか持っていません。
マンション・賃貸のポスト前のゴミ箱
マンションや賃貸住宅の集合ポスト前にゴミ箱を置いていることありますよね。あれも逆効果です。
大抵の場合そのゴミ箱はチラシで溢れていませんか?
みんな入れてるから私も入れていいだろうと配達員に思われがちです。
入れさせない対策
手書き
100均のプレートより確実に効くのが手書きの張り紙です。貼るだけのプレートより手書きで書かれているほうが、禁止の本気度が配達員にも伝わります。
大きく、黒色で堂々と書きましょう。
内容
手書きで何を書いたら良いのか。私が3年間ポスティングに従事してきて効果があると感じたものを書いておきます。
・チラシ投函禁止! 入れたらチラシの会社に直接苦情電話を入れます!
・チラシ投函禁止! 入れたらチラシの会社に取りに来てもらいます!
・チラシ投函禁止! 入れた場合は処分料・迷惑料として1部につき1,000円投函者及び投函会社に催促します!
・チラシ投函禁止! 入れた場合は不法侵入とみなし、チラシの会社を警察に通報します!
それでも入れられたら
チラシをよく入れられる所を名指しで書くのも効果があります。・〇〇〇〇会社のチラシ入れるな!次入れたら警察に通報!
実際にマンションに配布していたとき、会社名が5社ほど入った警告文を見たことがあります。
あそこまで指定されていたら、実際にその会社のチラシを配布しにくいですね。
マンションの対策
マンションでは上記のことを個人でやっても対策できるのは1世帯のみ。マンション全体を投函させないようにするのは難しい。
方法としてはただ一つ。
ポスティング会社に投函禁止物件と認識させることです。
ポスティング会社には大抵、投函禁止リストがあるはず。
ここに配ったら苦情が来るよ~。ってやつですね。
つまりは逐一苦情を出すこと。
これには住民はもちろん管理人、管理会社の団結が必要。
苦情を出す方法
①チラシを入れられたら、その会社に電話して投函会社を聞き出し苦情を出す。教えてくれないなら、次投函したらツイッターに載せて拡散させる。くらい言ってみましょう。
②配達員から直接投函会社を聞く。聞いたうえで投函会社に苦情を出す。
ただし最近は逆切れする人もいるので要注意。基本は管理人さんに対処してもらおう。
これが成功しても終わりではありません。
関東圏だと数十社というポスティング会社が存在します。
気長に1つ1つの会社に投函禁止にしてもらいましょう。
入れられない努力も大事
被害を受けるこちらが努力するのもおかしな話だが、現実は甘くない。入れられない努力をすることも大事。
プレート付けてもダメなら手書き。
手書きでダメなら会社名を追加してみる。
いろいろ変化させると配る側もさすがに意識します。
賃貸マンションの対策
大きめの賃貸マンションなどは管理人もおらず配達員の絶好の的。カメラを設置してあるくらいでは何にも効果はありません。
私が配っていた経験上、管理会社が機能している賃貸マンションは少なく感じます。
対策している賃貸マンションは基本的にオーナーが頑張っている印象。
私が、ここは配りづらいなぁと思った例は・・・
・きつめの手書きの警告文。(できるだけ太く大きく)
・ゴミ箱がない。
・空き家のポストにチラシが溢れていない。
この3つがそろった時です。
配達員のほぼ全員が『他社もやってるなら大丈夫』という思考があります。
賃貸マンションではチラシが溢れているケースが多々あり、『警告文あるけど他社も配ってるからいいや』となります。
限界もあるでしょうが、なるべくポスト周りは綺麗にして警告文はしっかりと書いたほうが良いでしょう。