【SEO対策】キャッシュとは?

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   2015/12/25

今回はSEO対策のお話し。
キャッシュについて教えて!というお客様がいたので、自身のお勉強も兼ねてまとめてみました。

キャッシュの意味合いとしては、おおまかに下記の2つでしょうか。

①一度アクセスしたサイトのデータをブラウザで一時的に保存し、再び同じサイトにアクセスした際の表示速度を速くする仕組み。

②Googleがページをクロールした際にGoogleのサーバー内にページを保存する仕組み

パソコンを使っている方にとって『キャッシュ(cache)』と言えば一般的には①のほうを思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、SEOに携わっている方なら②を思い浮かべた方も少なくはないでしょう。

今回は②についてお話ししたいと思います。

1.クロールについて

グーグルはGooglebotと言われるものでサイトを巡回させ情報を得、サーバーに記憶させています。
Googlebot とは、Google のウェブクロール用の bot です(「スパイダー」と呼ばれる場合もあります)。クロールは、Googlebot が Google のインデックスに追加する、新しいページや更新されたページを検出するプロセスです。(サーチコンソールヘルプより抜粋)

サイトの巡回は全世界に及びます。いまや何兆ページあるかわからないサイトを全て巡回、記憶しているわけです。おかげでサーバーもとんでもないことになっています。(お暇ならGoogle Data centersで検索をして『すべて』→『画像』に変えると、サーバー画像が見られますよ)

話しはそれましたが、大事なのは【記憶】しているということ。

それがSEOとどう関係があるのか。

クロールされる日は私たちにはわかりません。神のみぞ・・・いや、Googlebotのみぞ知る。

2.キャッシュのタイミングで何が変わる?

cache001

上図の例だと11月3日にキャッシュ情報が更新された時点で、「SEO対策 キャッシュ」のキーワードで検索結果対象に入ってきます。10月30日を最後にキャッシュ情報が更新されていないサイトは、「キャッシュ」のキーワードがページにないので、「SEO対策 キャッシュ」と検索しても検索結果の対象には入ってこないのです。

つまり、キャッシュ情報を基にして、検索キーワードに対する検索結果をグーグルは返しているのです。

ということは、Googlebotが頻繁にクロールしに来ているサイトは、SEO対策が有利になる(中身のコンテンツはさておき)と言えるわけです。 頻繁にクロールしに来てくれればキャッシュ情報も常に最新の状態に保てますからね。

ここで一つ疑問が。
「そんなこと言われても、いつGooglebotが回ってるのか わからないですよね?」

答えは【いいえ】です。誰にでも簡単に調べることができます。

3.実際にキャッシュ情報を見てみよう

cache002

グーグルの検索で、調べたいページの会社名やタイトルを入れて検索。おそらく1ページ目には表示されているでしょう。そしたらURLの隣に ▼ がありますのでクリック。するとキャッシュとポップアップがでますのでクリック。

cache003

②すると上部にキャッシュ情報が書かれています。
このページは11月26日にクロールされているようです。
27日にこのページの更新をしていたとしても、キャッシュ情報はクロールが回って来ないかぎり、古い11月26日の状態で記憶され続けます。

と、まあこんな感じで簡単に調べられますので是非お試しください。

次回はキャッシュについて

【どのくらいの頻度でクロールされるものなのか】
【クロールが来ない場合どうすればよいのか】
【頻繁に来てもらう方法はあるのか】

を書いてみたいと思います。

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