【ネタバレ注意!】ガールズ&パンツァー 劇場版の感想
11月28日の土曜日、公開から1週遅れでようやくガルパンの映画を見に行けました。私見ですが感想です。
1.音響がすばらしい!
映画館で見るからこそですね。
弾がヒュンヒュン飛ぶ風切り音は臨場感ありまくりです!また着弾音も凄まじいの一言。音響が整っている映画館であれば、四方からビリビリとした音が伝わってきます。特にカール自走臼砲から発射された着弾音は、「どうすんだよ。これ・・・」という絶望すら感じることができました。
これは自宅でテレビではなく、是非映画館で見てください!!
2.話しの流れが良い
開始直後の3分間はアニメのあらすじを簡単に説明してくれます。まぁこれが必要かどうかはさておき・・・
あらすじ後は大洗にある「大洗ゴルフ倶楽部」から物語が始まります。と言ってもゴルフをしているわけではなく、なにをしているかと言うとエキシビジョンマッチ「大洗女子学園&知波単学園vs聖グロリアーナ&プラウダ」の一戦です。
そう。物語はいきなりドンパチから始まるわけです。そこで1番最初に紹介したように、映画館の音響が活きてくるわけです。1発目の着弾音は正直ちょっとビックリしたほどです。開始数分で轟音が鳴り響く劇場内。もうこの時点で観客の多くは引き込まれていったのではないでしょうか。
話しの流れ的には
エキシビジョンマッチ
大洗女子学園廃校を知る
学校一時移転、メンバーが解散的な一時帰宅
次の戦いで勝てば廃校は免れる
vs大学チーム
エンディング
最初に盛り上げて落とし、徐々にあげて行きクライマックへ!2時間を感じさせない構成で、飽きさせない展開、内容となっています。
3.西住まほ
今作品で一番輝いていたのは誰?と聞かれれば、お姉ちゃんである「西住まほ」だと私は思う。一時帰宅の際のみほに対する優しさ。みほの回想シーンでの気さくさ。西住流とは関係なく「妹」のために、いの一番で戦車を引き連れ応援に駆けつけたvs大学戦。
たくさんの学校が大洗女子学園のために助勢に来るなかで、一番に駆けつけたあのシーンは涙もろい私はウルッときてしまいました。
カチューシャが「一番乗りじゃない くやしい」的な発言してましたけど、お姉ちゃんもきっと一番乗りは譲れなかったでしょう!
劇中にはそのような素振りはありませんでしたが、精神的支柱を得たみほも総大将として
思いっきり指揮を振るえたのではないでしょうか。最後の2vs1の場面では、姉妹で息をあわせたコンビネーションを見せてくれました。
本当に良い姉妹です。
4.一方で残念に思ったこと
登場人物が多すぎて各キャラが目立てなかったこと。さすがに新キャラである継続学園はカット数も多かったですが。主人公がいる「あんこうチーム」でさえ、なかなか目立ていないレベルでした。
その中で、大学戦序盤は目立ったロシアチーム。仲間が身(戦車)を挺してカチューシャを守り撤退を促す場面。最終的に仲間をおいて自身のみ撤退を選択したのはいいが、大学戦の中・終盤の場面には、せっかく生き残ったカチューシャの活躍が描かれていなかった。
アニメ版でロシアチームに無双した会長の如く暴れてくれるのかな~と期待してたのですが・・・(お互い体小さいしね)。なんのためにカチューシャの撤退をあそこまで描いたのかが謎です。
(他の方の感想で、『西住まほが「信頼と崇拝は違う」と言ったことに対して、崇拝じゃない!真に信頼してるからだ!ということを見せるためだった。』とありました。なるほど言われてみれば!)
大洗女子学園で存在感を出したのは「あひるさんチーム」でしょうか。爆音が売り?の映画で、数秒間無音になる場面が2回あります。その2回とも「丸山紗希」が喋ろうとするところ。「蝶々」と「観覧車」しか喋ってないのにあの存在感。さすがです。
で、蝶々は置いておいて、観覧車からヒントを得た1年生チームは絶体絶命のピンチを助けるわけですな。(あれがなけれな負けてたであろうに、西住殿やみんなはもっと1年生チームを褒めてあげて!残念!)
5.二期への複線!?
チラッと出てきたプロリーグの言葉。サッカーの天皇杯みたく高校生も出場できるような展開になればあるかも!?ですね。
ちなみにサッカーの天皇杯は今年から高校生は参加不可ですけど・・・。
以上が初見での感想でございます。
2回目も見に行こうかな。と思わせるガルパンの劇場版でございました。
ちなみに特典の中身は・・・

カチューシャ&ノンナさんのミニ色紙でした~^^
何パターンあるんだろう。全部集める猛者いるんだろうな~。