艦これの聖地へ行く!【走水神社編】
艦これ度☆☆☆ 観光度☆☆☆☆☆ アクセス度☆☆☆
総合5点満点中3.7点
浦賀ドック、駆逐艦村雨の碑を見学して次に向かうは重巡洋艦「衣笠」の艦内神社でもあります「走水神社」へと向かいます。何気に今回の一連の巡礼で一番楽しみにしている場所でもあります。
距離にして2キロちょっと。遠そうに見えて意外と近かったりします。
それでは引き続き元気よく歩いて行きましょう!
新鴨居トンネル(新鴨居隧道)
スタートしてすぐに観音崎大橋入口の分かれ道が。
左へ進むと鴨居トンネル方面、右へ進むと観音崎灯台のほうへ向かいます。(地図上 写真1より撮影)
私の目標は走水神社ですので、今回は灯台はパス。左の道を行きます。時間や体力に余裕がある人は灯台を見に行くのも良いのではないでしょうか。
1キロも歩かないうちにトンネルが見えてきました。左が鴨居トンネル。右が新鴨居トンネルです。新鴨居隧道とプレートには書いています。隧道=トンネルって意味なんですね。(地図上 写真2より撮影)
こちらの新鴨居トンネルは歩いて通ることができます。
ギリギリ自転車でもすれ違うことが可能なくらいの幅はありそうです。
間もなく観音崎の海水浴場に着きます。
画像右に見えるのは灯台ではなく、東京湾海上交通センターの高性能レーダー塔です。東京湾に設置されている4つのレーダーのうちの1つがここ観音崎にあります。(地図上 写真3より撮影)
観音崎海水浴場と観音崎公園
奥のほうにそこそこの人がいらっしゃいました。神奈川の人ならわざわざここに来ずとも、やはり湘南のほうに行かれてしまうのでしょうかね。
ちょっと進むと海に向かってベンチが据えられていましたので、ここで少し休憩を入れました。(地図上 写真4より撮影)
波の音、鳥の音、風の音が心地よいです。
右手には海水浴場、左手には観音崎公園、そして独特な建造物、横須賀美術館が見えてきます。
自然をテーマにした美術館らしいのですが、そこまで興味が沸いてこなかったのでスルー。建物の外観自体は非常にそそられましたが(笑
さらに進むと観音崎京急ホテルやSPASSOがあります。(地図上 写真5より撮影)
SPASSOの売りは東京湾を眺望できる露天風呂のようです。入館料1,500円ですが・・・。
このあたりの道路は南国チックな植物が植えられてあり雰囲気が出ています。
歩いていて飽きない道路を数分進むと分かれ道が。(地図上 写真6より撮影)
ここを左に入ることで走水神社の正面に行くことができます。
走水神社
ここで走水神社についてお勉強。
所在地:神奈川県横須賀市走水2-12-5
御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)
御由緒:景行天皇即位40年、東国の騒動を静めるため日本武尊にその鎮定を命じました。日本武尊一行は、焼津、厚木、鎌倉、逗子、葉山を通り走水の地に到着されました。
走水の地において、村人が日本武尊と弟橘媛命を非常に慕いますので、日本武尊は自分の冠を村人に与えました。村人はこの冠を石櫃に納め土中に埋めその上に社を建てました。(走水神社の創建)
日本武尊は、上総国へ軍船でいっきに渡ろうと船出されましたが、海は荒れ狂い軍船は転覆するかの危機に、日本武尊に付き添ってこられた御后の弟橘媛命が「このように海が荒れ狂うのは、海の神の荒ぶる心のなせること、尊様のお命にかえて海に入らせて下さい。」と告げ、海中に身を投じられました。
たちどころに海は凪ぎ風は静まり日本武尊一行の軍船は水の上を走るように上総国に渡ることが出来ました。
以来、水走る走水と言われております
(出典:走水神社ホームページより)
日本武尊の伝説が残り、その伝説から地名の走水が取られているとは歴史のロマンを感じずにはいられませんね。
まだまだたくさん写真を撮影しましたが、紹介も大変なのでこれくらいに。。。
小さい神社ながらも地域一番のパワースポット間違いなしの「走水神社」
重巡洋艦「衣笠」の艦内神社でもありますが、艦これ関係なしに是非一度参拝してみるべき神社ではないでしょうか。