艦これの聖地へ行く!【日吉大社 後編】
艦これ度☆☆ 観光度☆☆☆☆☆ アクセス度☆☆☆
総合5点満点中3.3点
前回は主に日吉大社までの道のりをご紹介いたしました。
後編ではいよいよ日吉大社をたっぷりご紹介!
受付
大鳥居をくぐると左手に西受付があり、入場料を支払います。
大人1人300円です。史跡の保存などに使われるのでしょうか、この広さなら仕方ないですね。
料金を支払うとパンフレットを貰えます。
大社内の見どころや廻り方、所要時間などが書いています。当日とても参考になりました。
大宮橋
受付から少し進むと橋が見えてきます。
日吉三橋のひとつで西本宮に向かう橋で、三橋の中で最も豪華な造りになっているそう。
一見普通の橋ですが、国指定の重要文化財です。
山王鳥居
橋を渡り坂を登った先にまた鳥居がありますが、形がちょっと独特です。
この鳥居は、東に向かって東日本の神々を、西に向かっては西日本の神々をそれぞれ拝することができる。
形は合掌鳥居と呼ばれ、神仏習合の信仰を表しているらしい。
潜る際に西に東にと拝みました。
神馬と神猿
馬がこっち見てる!?って模型でしたw
猿は本物が数匹。ここの猿は「神猿(まさる)」と呼ばれ、「魔が去る」「何よりも勝る」として縁起の良いものとされていたそうです。
西本宮
お猿さんを見て少し進むと祇園岩という神様が降り立つ岩があったり、大威徳石があったりと見所たくさん。
そして朱色が目立つ一際立派な楼門が見えてきます。
西本宮楼門。国指定重要文化財です。軒下にお猿さんがいます。
手水舎。趣がある手水舎です。何気に私、手水舎マニアかも。
西本宮本殿
本殿は1586年の造営。本能寺の変の4年後ですね。
日吉造(ひえづくり)と呼ばれる独特の形が特徴らしい。
祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)。
床下には「下殿」と呼ばれる部屋があるとか。たしかに何かありそうな高さですね。
竈殿社と包丁塚
包丁塚は走水神社にもありましたね。
左にある碑文。どっかの味王が言いそうな言葉ですな。
金大巌と奥宮
西本宮から東本宮へ向かう途中には、宇佐宮、白山宮があります。
そして神輿収蔵庫。以前は公開していたらしいが、行ったときには湿気対策のため閉められていました。
その向かいには怪しい階段が・・・。
ここから奥宮と呼ばれる三宮宮、牛尾宮や金大巌(こがねのおおいわ)に行けます。
ただしパンフレットの『ご参拝コース歩いて30分』からは省かれている。理由は往復に時間がかかるため。
標高381mの八王子山中腹にあります。
早速登ります。
山頂に向けてクネクネ登る感じ。結構きついw そして滑る滑る。
約13分登ると階段が。これを登ってターンすると目的地です。
登り始めて約15分。目的地前。以外と早かった。普段歩く仕事してるからね~。
しかし凄い所に建っているなw
左が三宮宮。右が牛尾宮。
どちらも本殿・拝殿ともに国指定重要文化財。そして本殿拝殿が合体した形。
地震があったら崩れそうだな><
この2つの間にあるのが金大巌。
大山咋神が東本宮に祀られる以前に宿っていたとされる岩で、日吉大社の始まりの場所と言われています。
そしてなにより素晴らしいのは琵琶湖一面を望める眺め。
階段に座って5分くらい休みつつ琵琶湖を眺め、また15分ほどかけて下山。
平日だったのですが、この奥宮までの往復ですれ違ったのはカップル1組、親子っぽいの1組。男性カップル!?1組。
家族連れも途中で見たが、登らなかったみたい。
東本宮
下山して左に進むと東本宮の楼門があります。
潜ると樹下宮、その奥に東本宮がございます。
東本宮本殿
本殿は1595年の造営。西本宮と同じく日吉造(ひえづくり)。
祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。
そばにある樹下宮に祀られている鴨玉依姫神(かもたまよりひめかみ)とはご夫婦なのだそう。
パッと見は西本宮より艶やかな感じです。
猿の霊石
東本宮前にある霊石。少し遠くから見るとお猿さんの顔の形に見えるらしいが・・・???
あ~~ 日吉大社のHPに載っている角度で見ないといけないのか><
日吉大社まとめ
なんと言っても印象に残ったのが奥宮。
あんなところに建造物があるのが凄い!
そして琵琶湖一面眺めることができる眺望も最高でした。
往復・見学・ちょっと休憩で往復40~50分かかりますが、登る価値ありだと思います。
JR京都線新快速・敦賀行に乗れば三ノ宮や大阪、京都から乗り換えなしで「比叡山坂本」に行けます。
近畿圏の人にはおすすめのスポットですね。