谷上~有馬口を巡る②【北神線市営化】
神戸市交通局は北神急行線にかかる資産等を阪急電鉄グループより譲り受け、北神急行線を市営化し、運賃が大幅値下げ。
いままで交通費が高くて、見向きもしなかった北区に興味が沸きプチ旅行を決行。
前回は谷上~上谷上天満神社までをご紹介。
今回は上谷上天満神社~上唐櫃山王神社までをご紹介いたします。
上谷上天満神社から上唐櫃山王神社へ
上谷上天満神社出発
すでに谷上駅から最初の目的地である上谷上天満神社に到着。10数分ほど見学して次の目的地『上唐櫃山王神社』へ向かいます。
花山駅へ
神鉄六甲駅に近い上唐櫃山王神社へ向かうには道中、花山駅と大池駅を通ります。まずは花山駅を目指します。ルートはこんな感じ。

県道に戻り、まっすぐ進むだけで花山駅には着きそうです。
道中は前回同様、きれいな景色に見惚れておりました。
そこらへんにある用水路の水も透き通っています。

そして神戸特有の山とマンション(団地ですけど)の風景。

南に山があるのは北区ならでは。
田んぼとマンションというアンバランスな風景も良いですね。
踏切を渡り県道に戻り、花山東交差点をすぎ少し進むと花山駅に到着です。
その花山駅でなかなか見られない光景がありました。

奥には花山東団地があるのですが、エスカレーターみたいな通路があります。
調べてみたら斜行エレベーターみたいです。
さらにWikiの情報では、
花山グリーンエレベーター(愛称スカイレーター) 1984年設置、日本初。
とあります。
日本で初めての斜行エレベーターがここ花山駅にあるとはびっくりですね。
たいへん良いものが見られました。

花山駅は高いところにあり、さきほどの歩道橋が活躍するわけですね。
花山駅~大池駅
さて、花山駅の次は大池駅へ向かいます。ルートは県道一直線です。

先に話すと、この花山駅~大池駅の県道沿いは郊外でよく見る道路です。
全国展開の有名な店舗、マックスバリュやウエルシアなどが並びます。
しかしそれ以外に何もないとも言えます。

このような道路がずっと続くだけなので、西大池や東大池などの住宅街に入っていったほうが面白かったかもしれませんね。
ファミリーマートで少し休憩し、大池駅を見るため寄り道。

ちなみにこのあたりが今回のプチ旅行で一番の標高となりました。

アプリのrunkeeperでは谷上駅が標高約235mで、大池駅は約353mです。
すでに120mほど登っているわけですね。
大池駅~上唐櫃山王神社
40分ほど歩きましたが、目的地の上唐櫃山王神社まではあと1駅分ほど歩かないといけない。
何もない県道をひたすら進みます。
途中でセブンイレブンが見えるので、その前にある踏切を渡ると近道なのでそちらへ。

おぉ。怖い~(笑

家の裏口を抜けるかのような道を進むとすぐに神社が見えてきます。
上唐櫃山王神社
上谷上天満神社から約1時間で到着。上唐櫃山王神社です。

ここでちょっと上唐櫃山王神社についてお勉強。
・創建年月は不詳。
・以前は大歳神社と称していた
・有間神社から大己貴命を勧請して山王神社と改称した。
・宝物は平清盛奉納と伝えられる神鏡と神刀二振。
(上唐櫃山王神社ホームページより抜粋)
山王神社についてはこちらもどうぞ。
日吉大社【日枝神社・山王神社との関係】
こちらの神社は平家と関係があるんですねぇ。
『こちら』というには後ほど行く神社は・・・ま、お楽しみにしておきましょう。

作りは立派なうえに綺麗な神社です。
宮司さんは有馬にある湯泉神社と兼務で行っているため、普段は無人とのこと。
地元の人が綺麗に掃除されてるんでしょうか。


残念ながら手水舎は稼働しておりませんでした。
宮司さんが普段いないなら仕方のないことですかね。

しかし本当にきれいな神社です。

脇には金毘羅宮、地主神社があります。

本殿も脇から拝めることができます。

さて、賽銭して鈴鳴らして拝みますかね・・・と思ったら、

このようなところまで影響があるとは。恐るべきコロナ!!
手水舎もこのせいだったんですね・・・。
コロナにくじけず最後の目的地、下唐櫃山王神社へ向かいます。
当日のログ

谷上駅から上唐櫃山王神社まで約1時間30分。(上谷上天満神社経由)
距離は約5キロほどとなっております。
次回は下唐櫃山王神社へを向かいます。
