艦これの聖地へ行く!【伊奈波神社編】
艦これ度☆☆☆ 観光度☆☆☆☆ アクセス度☆☆☆☆
総合5点満点中3.7点
2017年8月21日
前日は足柄神社へ巡礼し、名古屋のネットカフェで一泊。
そして朝一に岐阜へと向かい、さらにその足で京都まで行く予定です。
「岐阜+艦これ」と言えばこの方!
軽巡洋艦 長良型の1番艦「長良」。
艦名の由来は岐阜~伊勢湾に流れる木曽川水系の長良川。
そして長良の艦内神社が「伊奈波(いなば)神社」。
岐阜駅から数キロ離れた場所にあります。
岐阜駅から徒歩?バス?
岐阜駅から伊奈波神社へは徒歩・バス・タクシーの選択肢がある。
距離にして約3キロ。歩くならおよそ40分と言ったところか。
しかし朝といえど気温はグングン上昇しており、この後の行程も考えてバスを選択。
岐阜駅前にはバスロータリーがあるので、時間をかけずに現地へ向かえる。
伊奈波神社に近いバス停「伊奈波通り」へ行くバスは、かなりの系統がある模様。
この11番~13番乗り場へ行けば「伊奈波通り」へ行ける(と思う。バス停にどこに停まるか表があるので見てみては)
バスで一番困るのが先払いなのか、後払いなのか。一律料金なのか距離によって変動料金なのか。
事前に調べておかないと、乗車時にあたふたしてしまうw
バスが来る前にサッと調べて、現金の場合は乗車の際にチケットを取り、降車時に距離に応じての変動料金を払うシステム。今回は210円のようだ。
そしてバスに揺られること約10分。伊奈波通りバス停に到着。
目を伊奈波神社方面に向けてみるともう伊奈波神社の案内碑が見えます。
伊奈波通りに入ると、まず目につくのが奥にある山。神社。そして綺麗に整備された植木と、家と商店が混じった参道商店街です。
こういう雰囲気いいですよね。神社に向かうワクワク感が増します。
バス停から歩くこと数分で鳥居前に着きました。
伊奈波神社
ここで伊奈波神社についてお勉強。
所在地:岐阜市伊奈波通り1-1
御祭神:五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと) 垂仁天皇の第一皇子
御由緒:お祀りされている神様は、「五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)」と申し上げ、父垂仁天皇から弓矢を賜り武事をおさめる。
また、勅命によって河内、大和、摂津、美濃など諸国に開拓された池溝の数は、実に800に及び、このため諸国の産業は勃興し、農事は豊かになって天下は泰平であったと記している。
薨去の翌年(景行天皇14年)命のご偉徳を偲び稲葉山(金華山)の地(丸山)に鎮斎申しあげたのが始まりで、それ以来1900年余りの長きに亘り、「心のふるさと」として親しまれている。
天文8年(1539)斎藤道三が稲葉山城を居城とするにあたり、現在の地に遷し奉った。
昭和14年11月1日国幣小社に列せられる。
この地方は特に金、水に関する地名も多く伊奈波神社は水を防ぐ信仰の神社でもあった。
(出典:伊奈波神社ホームページより)
この垂仁天皇はBC(紀元前)29年~AD(紀元後)70年。
ほぼ2,000年前のお話しです。改めて日本の凄さがわかります。
そして斎藤道三の名前が出てくるところが歴史ロマン感じるところですね。
キーワードの水はのちに写真でも出てきます。
大鳥居をくぐった先にもう一つ鳥居が。その先は重厚な建物が待ち受けています。
まず目に付くのが神橋。普段は通れません。
しかしこの角度・・・これは神様しかお通りできませんわ。
そしてこの神馬。神様が乗る馬。そのままですね。
左手には手水舎があります。前回廻った足柄神社の蛇口と比べて雲泥の差です。これがないと清められないですよね!
しかし気になるのは手前にある赤い箱。伊奈波神社のガッカリポイント。後でまた出てきますのでそのときにご説明を。。。
楼門をくぐり拝殿へと向かいます。
こちらが拝殿。さすがに立派です。
奥に幣殿・本殿があります。
お参りをすませて境内を一周します。
こちらは左に黒龍神社、右に和歌三神社・須佐之男神社・天満神社・東照宮。
なかでも黒龍神社は伊奈波神社が丸山より当地に変遷された以前から当山鎮護の守護神と畏敬されていたようです。
神滝
稲荷神社
稲荷神社と神滝のコラボ
水がキーワードと言いましたが、伊奈波神社は水の音が随所に聞こえ心地よいです。
吉備神社
ガッカリポイント?
と、ここまで結構満足な伊奈波神社でしたが、ガッカリポイントも。
至る所に、くじやら絵馬やらを売っている赤い箱が目立ちます。
手水舎にあったあの赤い箱もそうです。
商魂たくましい!
そして、自社をパワースポットと紹介。自分で言うと安っぽいかな?
とまぁ、細かいことを言うようだけど、ちょっとガッカリしたポイントでした。
でも総じて、かなり見どころもある神社であることは間違いありません。
さすがは岐阜一の神社ですね。
次はこの足で京都へ向かいます。
京都では重巡洋艦「高雄」の艦内神社である護王神社
重巡洋艦「衣笠」の艦内神社であろう平野神社に行く予定です。