【神戸市灘区の神社を廻る!】河内國魂神社(五毛天神)
今回は河内國魂神社をご紹介。
近所に住んでる人は五毛天神の名前のほうがしっくりきます。
さっそく参拝してみましょう!
河内國魂神社(五毛天神)
パワースポット感:★★★★ 景観:★★★ 手入れ:★★★★住所:〒657-0816 兵庫県神戸市灘区国玉通3-6-5
御祭神:大巳貴命、少彦名命、菅原道真公
平安時代、菅原道真が太宰府へ左遷される途次、師父尊意僧正が下向され、社頭での別れを惜しんだ様子を見た里人が、道真の没後、その徳を慕って合祀したとの伝えがあります。
五毛の古名は「胡麻生(ごまう)」ともあるので、元は摩耶山天上寺領として、灯明用の油をとるためのゴマを栽培した土地と考えられています。
毎年、5月2・3日には市の無形民俗文化財「猿田彦」が神輿巡行の先頭を務め、境内でも儀式が奉納されます。
(神戸市HP 神社・仏閣より抜粋)
実際に行ってみました
場所は阪急六甲駅から西に15分ほど歩いた場所にあります。阪急六甲駅から出ている市バス2系統(三宮神社行)に乗れば、護国神社を通った先に五毛天神のバス停があります。
バス停を降りるとすぐに鳥居を見ることができます。
鳥居

千年以上の歴史を持つと言われる神社なだけあって、立派な鳥居です。
鳥居前にある社号標(門標石)が歴史を感じさせてくれます。

参道と言っていいのでしょうか。
短いながら道を挟んで住宅が建っています。

鳥居に比べ境内への入り口は簡素な作りになっていますね。
手水舎
境内に入ってすぐ左手には手水舎があります。
小さい神社と違ってさすがの造りです。

狛犬さんから手水が出ています。
造りが凝っていますね。かわいいです。
コロナ禍でしたが、しっかりと稼働していました。
拝殿
遠目から見ても立派な拝殿ということがわかります。

このご時世なので消毒液が置かれています。
コロナ禍で神社も運営が大変ですね。
荒川大明神
千本鳥居の先には荒川大明神の社があります。

厳島大神・箕岡大神
こちらは相殿となっております。
撫牛
なぜに牛の像があるのでしょう?
ちょっと調べてみたら、当神社に奉られている菅原道真公に関係あるようです。
稲荷神社では狐、八幡宮では鳩が神使として聖なる鳥獣とされているが、菅原道真を祭神とする天満宮では牛が聖獣とされ、境内に臥(ふ)した牛の像が安置されていることが多い。
また、撫牛には、天神の神紋である梅花紋が刻される像も少なくない。
(Wikipedia『撫牛』より抜粋)
画像を見るとまさに梅の花の紋があります。
では撫でるとどうなるのか?
自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ箇所をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るという俗信であり、風習である。
この信仰は、まじないの手法のひとつである「撫物(なでもの)」に由来する。
(Wikipedia『撫牛』より抜粋)
浅草寺で煙を被る常香炉みたいなもんですかね。
その他
神馬

遥拝所
