【神戸市灘区の神社を廻る!】船寺神社

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   2022/01/16

神戸市灘区の神社を廻ってみました。

今回は船寺神社をご紹介。

阪神大石駅南側の商店が並んでいる先にある船寺神社。
はたしてどのような神社なのでしょうか。

評価等、個人の意見が含まれておりますので、参考程度にご覧下さいませ。

船寺神社

パワースポット感:★★★★ 景観:★★★ 手入れ:★★★★

住所:〒657-0842 兵庫県神戸市灘区船寺通2-1-25

御祭神:八幡大神、天照皇大神、春日大神

 神功皇后が三韓遠征よりの帰途、当地近海を過ぎようとした時、海上暴風波浪となったため、暫く船を繋いで風波の和らぐのを待って出航したという。

 当地は、古くから瀬戸内海の海上交通の要所、東海道の要路であり、地理的に重要地点であるに加え、「河原」という地名が示す如く、都賀川の川原で治水が不充分なため、仁和4年(888)に京都の石清水八幡宮の御分霊を勧請し、東向きに社殿を建て諸々の災除けを祈願したという。

 永保2年(1082)に八幡太郎義家が近海を航行中、海上に光るものがあり、不審に思ってその光を追ってゆくと何時しかこの船寺の岸に着いた。土地の人々から神功皇后の故事を聞き感動し、家臣の都賀野公文に命じて天照大神を祀ったという。更に、寛治2年(1088)に立派な社殿を建立し、この頃から「東向八幡宮」と称するようになった。

 正平17年(1362)に、都賀野行家が奈良の春日大神の御分霊を迎えて祀り、寛文8年(1668)の増改築時には四代将軍徳川家綱が拝殿を寄進した。昭和20年(1945)の空襲で全焼したが、同41年(1966)社殿再建。
(兵庫県神社庁HPより抜粋)

実際に行ってみました

場所は阪神大石駅のすぐ西側にあります。

規模は小さいながら、商店が並んでいる通りを抜けるとすぐに鳥居が見えてきます。

鳥居

船寺神社

社号標(門標石)があり、鳥居も見た目ご立派です。

鳥居は色あせており歴史を感じさせます。
裏を見るといつ建てられたか彫ってありますね。

船寺神社

昭和48年ということは建立されて45年ほどでしょうか。

このあたりの神社では珍しく、震災でもダメージが少なかったんですね。

画像に立派な御由緒が彫られた石板が写っております。
正面から撮影した画像もあるんですが、自分が入り込んでしまいました。

はっきりくっきり写っており綺麗に手入れされている証拠ですね。

拝殿

拝殿は鳥居に入る前からチラチラと見えていましたが、間近で見ると迫力があります。

船寺神社

神社特有の造形美を感じ取ることができる拝殿。

両脇にある御神燈がいい味を出しています。

船寺神社

鳥居は色あせておりますが、拝殿の白はとても綺麗ですね。
しっかり手入れされています。

コロナ禍の影響で鈴緒は外されていました。

手水舎

船寺神社

しっかりとした屋根付きの手水舎はとても広々しています。

船寺神社

水は龍の模型から出ていますね。

鈴緒同様、コロナ禍のせいで杓も外されていました。

いくつもの神社を参拝しておりますが、水回りが綺麗に手入れされている神社は、他もしっかり手入れされていることが多いと個人的には感じています。

この船寺神社もその一つに当てはまりそうです。

岩楠社

拝殿のすぐ右手にあるのが岩楠社です。

船寺神社

読みは『いわくすしゃ』でいいのかな?

大小さまざまな岩が祀られています。

船寺神社

淡路島に岩楠神社があるのですが、関係性はわからず。

船吉稲荷大明神

拝殿右奥にあるのが船吉稲荷大明神。

船寺神社
船寺神社

千本鳥居の先にひっそりと鎮座しております。

すぐ右側は阪神電車の高架になっています。

その他画像

船寺神社
船寺神社
船寺神社
船寺神社

最後に一言

平日昼間でも参拝者が数人いるほど地域に愛されている神社です。