【神戸市灘区の神社を廻る!】平五郎稲荷神社

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   2022/04/22

神戸市灘区の神社を廻ってみました。

今回は平五郎稲荷神社をご紹介。
ちょうど阪急線の六甲駅と王子公園駅の間にあり、駅から向かうには少々不便な場所。

はたしてどのような神社なのでしょうか。

評価等、個人の意見が含まれておりますので、参考程度にご覧下さいませ。

平五郎稲荷神社

パワースポット感:★★★ 景観:★★~★★★★ 手入れ:★★

住所:〒657-0822 兵庫県神戸市灘区畑原通1-4-16

畑原通1丁目の閑静な住宅地に、L字型の参道に赤い鳥居が67基ほど並ぶ平五郎稲荷大明神があります。
この鳥居は信者が奉納したもので、奉納者の名前が記されています。
30メートルほど進むと百度石があり、さらに進んだところに信者が祀ったと思われるお稲荷さんが多数置かれています。
昔、杣谷の字一かんや長峰の墓地に、平五郎という狐が住んでおり、お墓参りの時などに塚穴を覗くと狐が見えたそうです。
こうしたことから狐を祀った稲荷祠もあります。境内では、地車も保存しています。
(神戸市HP 神社・仏閣より抜粋)

平五郎(たいらごろう)さんではなく、『ひらごろう』という狐が由来なんですね。

実際に行ってみました

場所は都賀川から1本道路を西に入った、阪急線の少し北側にあります。
公共路線で一番近いのは、市バス2系統の上野中学校のバス停かな。

上野中学校の東の道を南に進むと住宅街の中にいきなり現れる地車小屋。

平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社

現在の地車は2代目。
お祭りの時には見られるようです。

千本鳥居

地車小屋が目に入ると自然に千本鳥居も目に入ってくる配置。

平五郎稲荷神社

〇〇神社と書かれた門柱(石柱)や看板らしきものがない。
いきなり千本鳥居なのである。

平五郎稲荷神社

こうやって撮影すると、ものすごい見栄えがよく見えます。
ただ近くで見ると相当ボロボロで崩れそうな鳥居もあったり。

地元の人が手入れされているのでしょうが、保存状態は悪そうですね。

それでも良い絵がとれるのは千本鳥居の魅力なのでしょう。

覆殿?

千本鳥居を入って進むとトタン屋根の中に祠があります。

平五郎稲荷神社

なんとも摩訶不思議な絵です。

全体もしくは本殿のみを保護する目的で本殿・拝殿等の周りに更に建物を建てている場合を覆殿というそうですが、ここもそれにあたるのでしょうか。

トタンの建物に入ると、中はそれはもう派手。

平五郎稲荷神社

外の鳥居があれなだけに、中とのギャップが凄まじい。

小さな祠に、これでもかっていうほどの装飾。
正直ちょっと怖いくらい。

ささっとお賽銭入れて参拝して、その場を後にしました。

手水舎

これだけ小さい神社でも、手水舎はしっかりありました。

平五郎稲荷神社

ただ水道の蛇口は外されています。
柄杓がかかっている、水が溜まっているところを見ると、管理はされているのでしょうか。

しかしこれで清めたくはないな・・・。

百度石

祠の対面には百度石がありました。

平五郎稲荷神社

手水舎に百度石って、外見はあれだけど中身はしっかりした神社です。

狛狐

稲荷神社では狛犬ならぬ、狛狐の像があります。

平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社

稲荷神社にいくと何か咥えている狛狐を見かけます。
この平五郎稲荷神社に奉納された狛狐2体も何か咥えていますね。

1体目は巻物でしょうか。
調べてみると巻物はお経らしく、明治時代の前までは、稲荷神と仏教とが結びついていたことの影響といわれます。

2体目は何を咥えているのか、よくわかりません。

他の神社では、稲や玉、鍵などを咥えた狛狐がいたりします。

その他画像

平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社
平五郎稲荷神社

最後に一言

外見にはびっくりだが、中身はしっかりした稲荷神社。