艦これの聖地へ行く!【大和神社編】
艦これ度☆☆☆☆ 観光度☆☆☆☆☆ アクセス度☆☆☆
総合5点満点中4.0点
2018年7月23日(月)
前回は「春日丸」の名前の由来となった春日大社を巡礼。
今回はJR奈良駅からほど近い、戦艦大和の艦内神社でもある「大和神社」へ向かいます。
ちなみに読みは『おおやまと』神社です。
目次
JR桜井線(JR万葉まほろば線)
大和神社の最寄り駅はJR桜井線の「長柄駅」になります。
長柄駅はJR奈良駅から桜井線にて5駅目。約17分と近いところにあります。

ただ問題が一点。
JR桜井線は1時間に2本しか運行しておりません。30分に1本ですね。
今回みたいに複数の場所を巡礼するときには、時間を計画的に使わないといけないので、30分に1本は痛手です。
長柄駅から大和神社 一の鳥居
電車に揺られること約15分。長柄駅に到着。
こちらの駅は単線&無人駅となっております。

住むには不便な点はあるかもしれませんが、こういう雰囲気の駅は好きですね~。
駅舎はこんな感じ。

駅を出ると周辺地図の看板が。
この辺りは沿線に日本最古の歌集である「万葉集」に多く詠まれた名所・旧跡が点在しているので、観光地でもあります。

ちょっと進むと踏み切りがあり、その先には大和神社への案内板が立っています。

踏み切りから3~4分進むと、また案内板が。
細い路地を入っていきます。

自然いっぱいの中を進んでいくと・・・

あっという間に大和神社に到着!
しかし、道中鳥居などなく大和神社の境内の脇から入る道です。ちゃんと鳥居から入るには迂回しないといけません。
地図に落とすとこんな感じで、案内標識通りに進むと脇から、点線を進むと一の鳥から入ることができます。

ということで迂回して一の鳥居へ・・・

神社自体はかなり小さいですが、しっかりとした門構えです。
ホームページなどを見てみると『日本最古の神社』とありますが、真相は不明のようです。
まぁせっかく来たんだし、そのつもりで参拝したいと思います。
大和神社
ここで大和神社についてお勉強
所在地:奈良県天理市新泉町306
御祭神:日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)
八千戈大神(やちほこのおおかみ)
御年大神(みとしのおおかみ)
御由緒:日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)は大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)で、宮中内に天照大神と同殿共床で奉斎されたが、第十代崇神天皇六年に天皇が神威をおそれ、天照大神を皇女豊鋤入姫命をして倭の笠縫邑に移されたとき、皇女淳名城入姫命(ぬなきいりひめ)に勅して、市磯邑(大和郷)に移されたのが当神社の創建であると伝えられている。
奈良時代、朝廷の命により、唐の国へ渡って学ぶ遣唐使、その他使臣は、出発に際して、当社へ参詣し、交通安全を祈願された。
また、世界最大最強を誇る「戦艦大和」の守護神とされた。同艦も、昭和20年4月7日、鹿児島県坊ノ岬沖にて轟沈した。
その英霊、第二艦隊司令長官伊藤整一命外、2,736柱と護衛艦の方々が境内の祖霊社に合祀されている。
(出典:大和神社ホームページより)
遣唐使とか学校で勉強したなぁ。その方達がまさかこの神社を参拝されているとか胸熱ですね。
そして『戦艦大和』のゆかりの地でもあります。
御由緒

参道

二の鳥居

境内

手水舎
んで、大和神社の手水舎がいいんですよ。
龍がいます!!

拝殿


高龗神社

朝日神社・厳島神社・事代神社

増御子神社
参道の途中にあります。

戦艦大和 ゆかりの地
そしてここ大和神社は「戦艦大和」の艦内神社でもあります。
大きな戦争があったことを後生にも伝えるため、碑が建設されています。
最近相棒「戦艦武蔵」の艦内神社でもある「氷川神社」にも武蔵の碑ができましたね。(詳しくはこちら)
ゆかりの碑

祖霊社

元々は明治政府の官許のもと、古代より代々に渡り大和神社の祭祀を担ってきた大和郷氏子各家の祖霊を奉斎するために創建。
後の昭和28年、戦艦大和の英霊2,736柱、昭和47年には、巡洋艦矢矧並びに駆逐艦8隻の英霊985柱が合祀されて今日に至る。
(大和神社ホームページより)
今の日本があるのも、私がこの場所に来て祖霊社の前に居ることも、ここにいる方々のおかげと思って参拝致しました。
戦艦大和展示館
そしてここ大和神社の見どころの一つがこちら戦艦大和展示館。
戦艦大和の模型や戦艦大和の精密画、貴重な写真等が展示されております。
個人の方が寄贈されているものもあり見応えたっぷりです。
勝手にアップしていいものかわかりませんので、中の写真は控えさせて頂きます。
奈良駅の近くにあり、見応えたっぷりの大和神社。
電車の本数が少ないのが難点ですが、関西圏の人にはお薦めの穴場スポットかと思います。
次はこの脚で軽巡洋艦『龍田』の艦内神社でもある『龍田大社』へ向かいます。