艦これの聖地へ行く!【鹿島神宮編】

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   2021/08/08

艦これ度☆☆ 観光度☆☆☆☆☆ アクセス度☆☆☆
総合5点満点中3.3点

最初にこちらのページに来られた方はこちらからどうぞ
艦これの聖地へ行く!【鹿島神宮・香取神宮・利根川 準備編】

ということで前回は両神宮に関するお勉強だったのですが、いよいよ鹿島神宮へと向かいます。
鹿島神宮は艦これ 鹿島の聖地!ですね。

経路は【船橋駅】→【成田乗り換え】→【佐原乗り換え】→【鹿島神宮】で鹿島神宮へ。【鹿島神宮】→【香取】で香取神宮へ。【香取】→【成田乗り換え】→【船橋】で帰宅。

1.2015年12月19日 5時15分 船橋駅

船橋駅北口

時刻は午前5時過ぎ。何を思ったか始発で鹿島神宮へ向かいます。改札横の事務員室で青春18きっぷに判を押してもらいホームへ。

まずは快速の成田空港行で成田まで向かいます。途中ウトウトしていると車内の座席は80%埋まるくらいまで人が増えてました。と言っているうちに成田駅着。

ここで極寒の中20分待ち。も向かいのホームに出発待ちの電車があったので暖をとるため乗車。このまま発車・・・なんて落ちはなく出発前に降りて3~4分ほど待って佐原経由の銚子行きに乗り込みます。

2.7時12分 佐原駅0番線ホーム

佐原駅0番線

佐原駅につくと鹿島神宮行きの0番線ホームへ。0番線て珍しいですよね。ここ以外にもどこかで乗ったことがあるなと思い出したら「綾瀬駅」でした。

朝の太陽光を気持ちよく浴びながら小走りに乗車。意外に乗り換え時間は短く乗車して1分ほどで発車。何気に写真ばっか撮ってたら乗り遅れるとこでした(汗 次の電車を待つと数十分、最悪1時間待ちとかあるので要注意です。

乗車する人は部活動の学生が大半。終電乗り過ごして始発で帰ってるサラリーマン少々。私みたいな旅人も少々。

乗車すると間もなく田舎の風景が広がります。どことなく懐かしい景色。次の目標である「香取駅」を通過して終点「鹿島神宮駅」に無事到着。

3.7時37分 鹿島神宮駅

鹿島神宮駅

終点まで来た人は乗り継ぎで水戸方面の電車へ。実はこの駅の1番線は大洗鹿島線となっており、そう!「大洗」まで行けちゃうんですよ!!

「大洗」と言えばガルパンの聖地。そして那珂ちゃんの聖地「大洗磯前神社」があります。さすがにこっちまで行くと香取神宮へ行けなくなるので今回は断念。

鹿島神宮駅ロータリー

降り立ったのは私ともう一人若い兄ちゃんだけ。ロータリー周りは12月の寒い風と相まって寂しい限りでした。
鹿島神宮へ行くための案内板が随所にあるので迷うことはないでしょう。

鹿島神宮参道

鹿島神宮まではちょっとした丘になっています。坂道を上ること3~4分。参道商店街がございます。なんだろう。まさに観光地の商店街って感じが遠くまで来たんだな~と思わせます。まだ8時前ということもありシャッター通りですが。

鹿島神宮参道2

駅から写真を撮りながらゆっくり歩いて10分。鹿島神宮の大鳥居が見えてきました。

4.7時47分 鹿島神宮

4-1.大鳥居

鹿島神宮大鳥居

いよいよ境内へ入ります。と、ここで神社ではいくつかの参拝作法がありますので、これに倣います。(All About様 神社の正しい参拝方法とマナー

大鳥居をくぐる際も一礼を忘れず、なるべく中央を避けながら通ります。大鳥居をくぐるとすぐ正面に見えてくるのが楼門です。楼門の前には手水舎があるのでまずはそちらで口や手を清めます。

4-2.楼門

鹿島神宮楼門

なんとこの楼門は日本三大楼門の一つに数えられるそうです。高さ約13m、重要文化財に指定されています。寛永11年(1634)、水戸徳川初代藩主の頼房卿により奉納されました。
私、「艦これ」の聖地巡礼で来たのですが、普通に見入ってしまいました。神様が真ん中を通ると思い、端っこからさらに奥へと進みます。

4-3.拝殿

鹿島神宮拝殿

楼門をくぐると右手には拝殿が見えます。土曜日の早朝ということもあり観光客はほんの数人。おそらくは毎日の日課であろう地元の人が散歩ついでに参拝している感じでした。
私も作法に則り「二拝二拍手一拝」。神様にお願いというよりかは、いつもありがとうございます。と感謝の念を伝えました。さらに奥へと進みます。

4-4.奥参道

鹿島神宮奥参道

鹿島神宮奥参道2

何この神々しい道は・・・。朝の木漏れ日と12月のひんやりした空気がそうさせるのか、なんとも荘厳な雰囲気でした。たしかにこれは真ん中を神様が通っていらっしゃる。と感じさせるスケールです。人も少なくて始発で来てよかったと思えた瞬間でした。ほんとこの参道を見て「艦これ」とは関係なしに来てよかったと言えます。

4-5.鹿園

鹿島神宮 鹿園

こちらは鹿園。なぜに鹿!?

鹿島神宮の御祭神をお遷しして奈良の春日大社を創建する際、鹿が運び手を担ったことから、鹿島神宮では鹿が神鹿として大切にされています。
(鹿島神宮ホームページより)

だそうです。

後で調べてわかったことなんですが、サッカーチームの鹿島アントラーズの「アントラー(antler)」は英語で鹿の枝角を意味し、鹿島神宮の神鹿にちなみつけられたそうです。

4-6.奥宮

鹿島神宮 奥宮

本殿はタケミカヅチ神の「和魂」(にぎみたま、穏やかな魂)を祀っています。それに対しこの奥宮はタケミカヅチ神の「荒魂」(あらみたま、荒ぶる魂)を祀っています。
私が一番何かに魅かれたのがこの奥宮だったのですが、「荒魂」だけにパワーも強烈なのでしょうか。

4-7.要石

鹿島神宮 要石

そしてこちらが要石(かなめいし)。

地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。
(鹿島神宮ホームページより)

地上に出ている部分はちょこっとだけなんですね。なまずが今でも刺されているのかわかりませんが、鹿島神宮の要石は大鯰の頭、香取神宮の要石は尾を押さえていると言われています。あるいは、2つの要石は地中で繋がっているとも言われています。この要石だけ見ても「香取神宮」との関わりがあることがわかります。

と主だった所を駆け足40分で見ました。早朝で人が少なかったのでサクサクと廻れたのかな?普通なら1時間はかかるかもしれません。次の目的地「香取神宮」へ向かうため再び鹿島神宮駅へ戻りました。

5.鹿島神宮の感想

特に印象的だったのは奥参道。あれは圧巻ですね。是非人のいない早朝に行かれることをおすすめします。写真も綺麗に撮れるしね。昼だと人がいて撮りにくいだろうし。
また奥宮は素人な私でも何かパワーを感じた場所でした。

艦隊これくしょん「香取型練習巡洋艦二番艦『鹿島』」に関するものは無かった(見つけられなかった?)のですが、それ以上に素晴らしいものを見れたと実感できますので、艦これファンの方も、そうでない方も是非行ってみてください!

次回は「香取神宮と利根川」です!!

宜しければご覧くださいませ^^
艦これの聖地へ行く!【利根川編】

艦これの聖地へ行く!【香取神宮編】