艦これの聖地へ行く!【浦賀ドック(浦賀船渠)編】
艦これ度☆☆☆ 観光度☆☆ アクセス度☆☆☆
総合5点満点中2.6点
2016年7月25日(月)
青春18きっぷを使って横須賀周辺の艦これ聖地を廻る事にした。
船橋駅を5時21分の横須賀線直結の快速で出発し、横須賀にて乗り換え。
衣笠駅には7時24分に到着。
その後軍艦比叡の鎮魂碑を見学するため光心寺へ。
そして駅反対側にある衣笠神社へ。
最後にアニメ「はいふり」のポスター背景にもなっている衣笠山公園へと行きました。
8時34分発の久里浜行きに乗り、8時40分久里浜駅到着。
久里浜駅からまずは浦賀ドックを目指し、駆逐艦「村雨」の碑、走水神社などJR横須賀駅までグルっと徒歩で廻る予定です。
それでは浦賀ドックを目指してレッツゴー!
JR久里浜駅
浦賀駅までのルートはこのような感じ。バスも出てるのですが、1日どれくらい歩けるものかチャレンジしたかったので歩きます。
船橋市民の私は東京や横浜に行くときに、よく乗車するが総武快速線。半数以上が横須賀線直結になっており「久里浜」行きもそこそこの本数が出ています。
まさか終点の「久里浜」まで来るときがこようとは感慨深いものがございます。
感慨にふけってる場合ではありませんでした。早くスタートしなきゃ。
どうせならと京急久里浜駅も一目チラ見するため寄り道し、夫婦橋に到着。(地図上 写真2より)
久里浜駅から2kmあたりの光風台入口(地図上 写真4あたり)
浦賀の渡し
久里浜駅を出発して歩くこと約30分、浦賀港交番前交差点にある「浦賀の渡し」に到着。
船はどうやら対岸に行ってたみたいですが、呼び出しボタンを押せば来てくれるみたいです。
大人・高校生は200円、小中学生は100円とリーズナブル。昔をしのびながら浦賀港横断もよいですね。
って、私はドックに行きたいので乗っちゃダメです(笑
あと、この桟橋けっこう揺れます。固定してあるのかな?と思ったら大間違い。酔いそうでした(笑
向こうに薄っすら見えるのは、位置的に千葉の房総半島かな?富津市あたりでしょうか。
浦賀ドック
バス停の駅名が「ドック前」になっており、そろそろだなと気が付く。
しかしご覧の通り高い塀がドックを取り囲むように設置されており中を覗くことが困難な状況。
ここで浦賀船渠についてちょっと勉強してみましょう。
浦賀船渠について
1853年に幕府が浦賀造船所を設置したのが始まり。7か月を掛けて国産初の洋式軍艦「鳳凰丸」を建造したそうな。
その後、艦艇建造の中心は横須賀へ移り、浦賀造船所は1876年に一旦閉鎖される。
も、1897年に浦賀船渠が設立され、かつての浦賀造船所と同じ場所に工場が建設された。
特に駆逐艦の建造で有名で、大阪にあった藤永田造船所と共に駆逐艦建造の名門であり、「西の藤永田、東の浦賀」と呼ばれていた。
【浦賀船渠で建造された艦これに出てくる主な駆逐艦】
弥生、望月、深雪、磯波、潮、雷、時雨、五月雨、涼風、霞、不知火、時津風などなど
実は軽巡洋艦も建造されていたりする。
五十鈴、阿武隈
艦これの軽巡主力2隻ですね~。
その後は合併を繰り返し、浦賀重工業、住友重機械工業浦賀造船所となり、2003年3月12日、浦賀で最後の建造となる護衛艦「たかなみ」竣工のち3月31日 浦賀工場が閉鎖された。
そして悲しいかな2015年には安全面を考慮して8棟の建物群が取り壊されている。
住民からはドックを含めた施設全体を近代遺産として保存、活用できないか模索されているが現状進展はないそうな。
横浜のドックヤードガーデンみたいにしちゃえばいいのに・・・。
次の目的地へ向かうため滞在時間もそこそこに出発。
浦賀駅
ドックから数分歩くと浦賀駅に到着。
休憩を挟まず次に目指すは駆逐艦「村雨」の碑です。